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ハクソー・リッジ


ハクソー・リッジ (2016)

【監督】メル・ギブソン
【出演】アンドリュー・ガーフィールド / サム・ワーシントン / ルーク・ブレイシー / テリーサ・パーマー / ヒューゴ・ウィーヴィング / レイチェル・グリフィス / ヴィンス・ヴォーン


★★★★ [80点]「リバースベクトルの英雄」

予備知識全く持たないまま鑑賞。

圧倒されたのは、戦争というものの凄まじさ。
人が意図して他者の命を奪うということは、殺人事件でも戦争の白兵戦でも、自分の心の奥底の残虐性と向き合うという辛さや手間や体力がものすごく必要とされる事に改めて気付かされました。
(なのでワタシは多分、他人は殺せないと思う、と普段は普通に思っています。ですが、もし家族や子供を理不尽な失い方をすれば、その先はわからないとは思うのです)
戦争を体験したことがないから、あまりよくわからないのだけれど、兵士達は多分自分の家族を未然に守りたいと、ただその思いが強くて志願しているのではないかと思いました。


幼少時のいくつかの事件から、「汝、殺すことなかれ」という宗教の教えが根強く残ってしまった主人公デスモンドは、果たして凄まじい白兵戦のさなかでもそれを守ることが出来るのか、というのがこの映画の焦点です。
もちろん平和な環境ではその教えを遵守することは容易いでしょうが、ココロと肉体が極限となる白兵戦のさなかでは、どうなのか、観ているこちらとしては戦闘シーンの迫力もあって、まさに手に汗を握るような、そして祈るような気持ちで見入ってしまいました。

あと、キーワードは(ちょっとネタバレすれすれですが)、「もやい結び」(笑)。
ラスト近くで「そっか、大事だよ、基本だよね、もやい結び(笑)」と感心させられました。なるほど納得です。

あと、ハクソー・リッジが沖縄だということも知らなかったのですが、敵兵は日本兵。国民感情別として、やはり戦争はどちらも必死で戦っている。本当に怖くて辛いと思い知らされるシーンも多々ありました。
劇場で観てよかったと思ったのは、この迫力ありすぎる戦争シーンが、大画面と大音量で経験できたということ。
多少グロくて残酷なシーンもありますが、「これが戦争なんだ」と認めざるを得ません。

反戦感情とか今まではっきり持っていなかった昼行灯なワタシですが、これを観てしまうと、やはり「戦争はイヤだなぁ」と。
ものすごい手間ひまかけて心も肉体もボロボロになりながら、何を得るというのだろうか、などと珍しくグルグルと考えさせられてしまいました。
でも、現代の最新鋭の兵器って、結局この罪悪感や手間を見なくて済むからなのかなぁとも思いました。うん、あんまりまとまってないですね、スミマセン(笑)

戦争での英雄はたくさん殺した人。
でも、この映画の英雄は、たくさん救った人。
これに尽きますね。
大迫力の戦闘シーン、戦争についていろいろ考えさせられた良作だと思います。


Posted by yammieya on 2017/07/05 with ぴあ映画生活
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