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ふたりからひとり ~ときをためる暮らし それから~ / つばた英子



英子 それにしても、塩分控えめの料理を、よくがまんして食べましたよね。血圧も下がってよかった。
しゅういち 物足りなさはないよ。いつもおいしいと思って食べているよ。……少し食べてみるか、栗おこわ。
英子 少しでも召し上がれ。食べれば血になり、肉になる。
ー 220ページ



映画「人生フルーツ」鑑賞済みです。
しゅういちさんが亡くなった後の英子さんのインタビュー(ききがたり)を中心に収録されている本。
もちろん、生前のしゅういちさんの言葉や夫婦の会話のやりとりも収録されています。写真や英子さんのレシピもあって、ファンにはすごく読み応えがあって価値がある一冊です。

物が溢れて、モノの奴隷になりながらあくせく生きているワタシ達世代には、まさに憧れの老後でありスローライフであるのだけれど。
夫婦で好きなことをして楽しく生きているように傍からは見えるかもしれないけれど、そこに至るまでにお二人の取捨選択や譲れない人生へのこだわりが見えてきて非常に興味深く読めました。

ターシャ・テューダーの生き方にも言えるのだけど、苦渋の決断の取捨選択ではなく、好きなものを追求してきた生き様なので、お二人の人生は生き生きと輝いて見えるのだろうなぁと感じました。

ちょっと意外だったのが、下世話な話で申し訳ありません、お金のこと。
年金が口座に入ると結構使い切ってしまう、というのがへぇ~、ちょっと意外、と思いました。
娘さんが「お母さん通帳に一銭もないの?」と心配するほどなのですが、英子さんは、ストックしてある食べ物があるからそれを食べていれば来月まで持つから、とどこ吹く風なのが(笑)
なんか、いいですね、こういうの。
もしかしたら、お金を遺産として子供に残すよりも、こういう親の生き様を見せることが遺産になるのかな、と思ってしまいました。

お料理が大好きで台所に立っているとルンルンなの、という英子さん。どうかいつまでもお元気でいてほしいです。

「お母さん、通帳に一銭もないの?」
「ないわ」
「平気なの?」
「いままでそういうふうでやってきたから、ぜんぜん平気よ。ストックしてあるものを食べていれば、来月まで十分にもつ心づもりがあるから」
ー 103ページ

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