Welcome to my blog

Yammie,yammie days.

いびつだったり、ふぞろいだったり、だけどつないでいけばキラキラ光る日々のよしなしごと…

幸せなひとりぼっち


幸せなひとりぼっち (2015)

【監督】ハンネス・ホルム
【出演】ロルフ・ラスゴード / バハー・パール / フィリップ・ベリ / イーダ・エングヴォル / カタリナ・ラッソン


★★★★☆ [90点]「温かなメメント・モリ」

ジャンル的にはハートフルストーリーなんだけど、個人的にはかなり良かった。
上映中に見逃して、DVDで昼間観たんだけど、あまりに良すぎて、その日の夜、家族ともう一度観たという…(笑)
そのぐらい好きかもしれません。

妻に先立たれ、リストラもされてしまいしを決意していた孤独な老人が、引っ越しでやって来た新しいご近所さんに巻き込まれ系のハートウォーミングストーリー。
合間の回想で主人公オーヴェのなかなかに波乱な人生を観ることになります。


割とスタンダードなストーリーではありますが、リストラ、介護問題、LGBTの差別問題、など結構小ネタで考えさせられる部分もありますが、温かい視点で描かれています。
(自家用車のサーブVSボルボの争いが笑えました。そして意外な結末にも抱腹絶倒(笑))

心臓発作からの生還で、
「オーヴェ、あなた本当に死ぬのがヘタね」
とご近所妊婦のパルヴァネに笑いながら言われて、この幸せはしばらく続くのかと思っていたのですが…

死のタイミングは選べない、だが死は誰にでも平等に訪れる。
亡き妻のソーニャ(この妻がもうすごく可愛い女性です)が生前に言っていた
「だから今を一生懸命生きるの」
というセリフが色濃く浮かび上がってきます。
このあたりのメメント・モリ的な作品のメッセージが、ワタシは心に強く残りました。

人生いろいろと悲しいこともあるけれど、概ね上々だったな、と思って死ねるように、ワタシも今を一生懸命生きたいな、と考えさせられました。
よい映画です。


Posted by yammieya on 2017/07/13 with ぴあ映画生活

デッド・フレンド・リクエスト


デッド・フレンド・リクエスト (2015)

【監督】サイモン・ヴァーホーヴェン
【出演】アリシア・デブナム=ケアリー


★★☆ [50点]「スーパーハッカーの反撃無双かと思いきや」

SNSで友達解除をしちゃったら、自分の周囲の友人が次々と非業の死を遂げて、囲い込みされて追い詰められていく…というストーリー。

イマドキのSNSやスマホ、PCを小道具に使い、人と安易に繋がる怖さを描く、という観点はキャッチーかなと思いました。
そして、追い詰められていく方法が、スーパーハッカー(笑)的な手法かな…と期待していたのですが…


まさかの黒魔術(笑)

WEBのソースコード表示がルーン文字(笑)

という感じのトンデモ設定にちょっとビックリしながらも、まぁまぁのホラー・サスペンスだと思います。
個人的には可もなく不可もなく。

果たして、この映画が現代のSNSシンドロームに警鐘を鳴らす、とかいう割と高尚なメッセージを訴えようとして製作されたかどうかはまた疑問ですが(個人的にはアイディアを思いついて一気に設定とか作っちゃった感が見て取れます)、あんまり肩肘はらずに見れるホラーではあるかなと思います。

あと、魔女っ子の友達の投稿してたイラストのセンスが結構好き(笑)


Posted by yammieya on 2017/07/13 with ぴあ映画生活

ハクソー・リッジ


ハクソー・リッジ (2016)

【監督】メル・ギブソン
【出演】アンドリュー・ガーフィールド / サム・ワーシントン / ルーク・ブレイシー / テリーサ・パーマー / ヒューゴ・ウィーヴィング / レイチェル・グリフィス / ヴィンス・ヴォーン


★★★★ [80点]「リバースベクトルの英雄」

予備知識全く持たないまま鑑賞。

圧倒されたのは、戦争というものの凄まじさ。
人が意図して他者の命を奪うということは、殺人事件でも戦争の白兵戦でも、自分の心の奥底の残虐性と向き合うという辛さや手間や体力がものすごく必要とされる事に改めて気付かされました。
(なのでワタシは多分、他人は殺せないと思う、と普段は普通に思っています。ですが、もし家族や子供を理不尽な失い方をすれば、その先はわからないとは思うのです)
戦争を体験したことがないから、あまりよくわからないのだけれど、兵士達は多分自分の家族を未然に守りたいと、ただその思いが強くて志願しているのではないかと思いました。


幼少時のいくつかの事件から、「汝、殺すことなかれ」という宗教の教えが根強く残ってしまった主人公デスモンドは、果たして凄まじい白兵戦のさなかでもそれを守ることが出来るのか、というのがこの映画の焦点です。
もちろん平和な環境ではその教えを遵守することは容易いでしょうが、ココロと肉体が極限となる白兵戦のさなかでは、どうなのか、観ているこちらとしては戦闘シーンの迫力もあって、まさに手に汗を握るような、そして祈るような気持ちで見入ってしまいました。

あと、キーワードは(ちょっとネタバレすれすれですが)、「もやい結び」(笑)。
ラスト近くで「そっか、大事だよ、基本だよね、もやい結び(笑)」と感心させられました。なるほど納得です。

あと、ハクソー・リッジが沖縄だということも知らなかったのですが、敵兵は日本兵。国民感情別として、やはり戦争はどちらも必死で戦っている。本当に怖くて辛いと思い知らされるシーンも多々ありました。
劇場で観てよかったと思ったのは、この迫力ありすぎる戦争シーンが、大画面と大音量で経験できたということ。
多少グロくて残酷なシーンもありますが、「これが戦争なんだ」と認めざるを得ません。

反戦感情とか今まではっきり持っていなかった昼行灯なワタシですが、これを観てしまうと、やはり「戦争はイヤだなぁ」と。
ものすごい手間ひまかけて心も肉体もボロボロになりながら、何を得るというのだろうか、などと珍しくグルグルと考えさせられてしまいました。
でも、現代の最新鋭の兵器って、結局この罪悪感や手間を見なくて済むからなのかなぁとも思いました。うん、あんまりまとまってないですね、スミマセン(笑)

戦争での英雄はたくさん殺した人。
でも、この映画の英雄は、たくさん救った人。
これに尽きますね。
大迫力の戦闘シーン、戦争についていろいろ考えさせられた良作だと思います。


Posted by yammieya on 2017/07/05 with ぴあ映画生活

インドカレーが食べたくて

インドカレーが食べたくて
レディースセット(チーズナン、カレー二種、生春巻とサラダ、ドリンク、デザート)

時々ですが、インドカレーとナンを食べたいなぁと思うことがあって、以前よく行っていたお店は閉店していたので、インドカレー難民だったワタシです(笑)

で、ちょっと以前からよく通る道沿いにあったインドネパールカレー屋さん。
ここしばらくずっとカレー屋さんだったのですが、たまに名前が変わる(笑)
たぶん居抜きで経営者の方が変わってまたカレー屋さんなんだろうなぁと思って、ちょっと入るのに勇気が必要だなぁと思っていたのですが、昨日思い切って行ってみました。(レビューサイトでも評判悪くなかったので(笑))

夫の人はディナーセット(タンドリーチキンが付いてる)、ワタシはレディースセットを頼んでみました。
レデイースセットは、チーズナン、カレー二種(ほうれん草カレーともう一つ)、生春巻とサラダ、ソフトドリンク、デザート、という結構盛りだくさん。

結果。すごく美味しかったです。
ラッシーもいい感じだったし、ナンがあっさり目でいい感じ。
以前よく通っていたお店のナンは、ギー(バター)が結構表面にこってり乗っていて、もう脂っこいものがさほど食べれないお年頃のワタシ達夫婦には、このお店ぐらいのあっさり目の表面さらっとしたナンのほうが食べやすかったです。
カレーともよく絡んで、ナン単独でもほの甘いのが好きな感じの味でした。

ただ、レデイースセットとはいえ、ワタシにはちょっとボリュームがあって(笑)、チーズナンを少し夫の人に食べてもらいました。
少食の女性はシェアするといいかも。(普通のディナーセットなどもプレーンナンはお代わり自由でしたが)

でも意外な穴場の発見で嬉しいです。
これでインドカレー難民にならなくて済むね、と話しながらお店を出ました。
今回、様子見選抜隊ということでワタシと夫の人だけで行ったのですが(1号くんはお泊りの日)、次回はナンとカレー大好きな1号くんも連れて行こうと思います。
ごちそうさまでした♪

ではまた。


インターステラー


インターステラー (2014)

【監督】クリストファー・ノーラン
【出演】マシュー・マコノヒー / アン・ハサウェイ / ジェシカ・チャステイン / ビル・アーウィン / ジョン・リスゴー / ケイシー・アフレック / デイビッド・ギヤスィ / ウェス・ベントリー / マッケンジー・フォイ / ティモシー・シャラメ / トファー・グレイス / デヴィッド・オイェロウォ / エレン・バースティン / マイケル・ケイン


★★★★ [80点]「満天の寂寞。時空を超えた待ち合わせ。」



理系脳ではないワタシなので、途中の宇宙理論展開シーンでは
「マズイ、ついていけるかしら…」
とちょっと心配でした(映画自体も長い作品でしたし)。

五次元、とかワームホール、とかちょっと普段の自分には聞き慣れない言葉をなんとか追っかけつつ、鑑賞。


長い作品ですが、全般的に描写が丁寧なのが大きいです。
地球の惨状っぷりも序盤じっくり時間をかけて描かれていて、本当に陰鬱な気分になりますが、それだけにクーパー達が宇宙に飛び出すミッションが蜘蛛の糸をつかむようなわずかな希望で、これに賭けるしかないのだ、という気持ちにさせられます。

それぞれの星の自然や地形の圧倒的な凄さの景観に、人間の無力さと儚さを思い知らされるシーンも多々ありました。

余談ですが、コンピュータロボTARSが、はじめはなんて適当なデザインなんだろう、と思っていたのですが、こいつがストーリーが進むに連れてものすごく有能。出来る奴なのに感心しました。
(ネタバレなのであまり書きませんが、このデザインにはなるほど意味があるのだと(笑))

ラスト近くで父と娘が時空を超えて再会するシーンは、その伏線回収っぷりにただただ舌を巻きました。なるほど、そう来たか! と。
見事です。

そしてもう1つの時空を超えた待ち合わせの予感を残しつつ終わるのですが、満天の寂寞の下、泣きべそをかいている彼女に、どうか会えますように、と願わずにはいられません。

難しい、というレビューもありますが、実は結構ストーリーはシンプルで真摯だと思います。
今まで観たSF映画の中ではたぶんワタシの中ではベスト3に入ると思います。長い映画ですが、観て損はないと思います。


Posted by yammieya on 2017/07/02 with ぴあ映画生活

ふたりからひとり ~ときをためる暮らし それから~ / つばた英子



英子 それにしても、塩分控えめの料理を、よくがまんして食べましたよね。血圧も下がってよかった。
しゅういち 物足りなさはないよ。いつもおいしいと思って食べているよ。……少し食べてみるか、栗おこわ。
英子 少しでも召し上がれ。食べれば血になり、肉になる。
ー 220ページ



映画「人生フルーツ」鑑賞済みです。
しゅういちさんが亡くなった後の英子さんのインタビュー(ききがたり)を中心に収録されている本。
もちろん、生前のしゅういちさんの言葉や夫婦の会話のやりとりも収録されています。写真や英子さんのレシピもあって、ファンにはすごく読み応えがあって価値がある一冊です。

物が溢れて、モノの奴隷になりながらあくせく生きているワタシ達世代には、まさに憧れの老後でありスローライフであるのだけれど。
夫婦で好きなことをして楽しく生きているように傍からは見えるかもしれないけれど、そこに至るまでにお二人の取捨選択や譲れない人生へのこだわりが見えてきて非常に興味深く読めました。

ターシャ・テューダーの生き方にも言えるのだけど、苦渋の決断の取捨選択ではなく、好きなものを追求してきた生き様なので、お二人の人生は生き生きと輝いて見えるのだろうなぁと感じました。

ちょっと意外だったのが、下世話な話で申し訳ありません、お金のこと。
年金が口座に入ると結構使い切ってしまう、というのがへぇ~、ちょっと意外、と思いました。
娘さんが「お母さん通帳に一銭もないの?」と心配するほどなのですが、英子さんは、ストックしてある食べ物があるからそれを食べていれば来月まで持つから、とどこ吹く風なのが(笑)
なんか、いいですね、こういうの。
もしかしたら、お金を遺産として子供に残すよりも、こういう親の生き様を見せることが遺産になるのかな、と思ってしまいました。

お料理が大好きで台所に立っているとルンルンなの、という英子さん。どうかいつまでもお元気でいてほしいです。

「お母さん、通帳に一銭もないの?」
「ないわ」
「平気なの?」
「いままでそういうふうでやってきたから、ぜんぜん平気よ。ストックしてあるものを食べていれば、来月まで十分にもつ心づもりがあるから」
ー 103ページ

雨の大安禅寺にて

雨に濡れる紫陽花
小雨が降り出して、花の下の蜘蛛の糸がキラキラと。

午後から小雨の予報の日曜日、大安禅寺の花菖蒲まつりにお弁当とカメラを持ってのんびりとお出かけしてきました。
あいにく、花菖蒲まつりもこの日が最終日、菖蒲の花はもう散り際でちょっと残念でしたが、代わりに紫陽花がすごく綺麗でした。

紫陽花の八つ橋
八つ橋をテクテクと歩くのも楽しい。

ガクアジサイ
ガクアジサイも小雨で生き生きと。

菖蒲の花に囲まれた八つ橋をテクテク。途中にあずまやがあったので、ここでお弁当タイム。(入場のときにお弁当を広げさせていただいても良いか確認)
小雨がチラホラ降ってきましたが、屋根があってよかった(笑)

お寺と紫陽花
紫陽花は色んな色のお花が楽しめてよいですね。

お弁当の後は、ちょっと頑張って小高い山の途中まで坂を登り、千畳敷と言われる結城秀康公とそのご先祖さまの巨大なお墓まで行きました。
結構急な坂や階段で、途中何度も休憩しながらバテバテです(笑)


菖蒲は散り際で残念
花菖蒲はあいにくもう散り際で少し残念。でもやはり綺麗。

花菖蒲はあいにくもう散り際だったのですが、それでも何十種類も植えられていて、来年は盛りの頃にもう一度来たいな、と思いました。

枯山水と沙羅双樹
枯山水の上に沙羅双樹の花がハラハラと散っていて本当に綺麗。

お寺の中も見学させていただいたのですが、入り口の枯山水の砂紋の上に雨で濡れた沙羅双樹のお花が、ハラハラと散っていて本当に綺麗で心に残る風景でした。

梅雨空はちょっと憂鬱ですが、お花が生き生きとしていて、こういうお出かけも悪くないですね。
大安禅寺は途中にバラ園もあって、そちらのお花もすごく綺麗でした。またぜひ来たいものです。

ではまた。